鎮国山感応禅寺


野田郷歴史街道


鶴の飛来
建久5年(1194)島津家初代忠久が創建し、日本臨済禅の祖栄西禅師が開山した日本最古の禅寺で、島津家菩提寺として栄えたところです。寺宝として県指定重要文化財の十一面 千手観世音菩薩像と脇立四天王像の五体の木像が所蔵されているほか、さまざまな文化財が保存されています。 江戸時代初期の島津氏外城制度の名残として、武家屋敷通 りが1km余りに及び、昔ながらの武家門や玉石垣が延々と連なっているさまは圧巻です。また、桜など四季折々の花が色を添え静かなたたずまいを見せています。 出水地区には越冬の為にシベリアや中国北東部から鶴が飛来します。この地で冬を過ごした鶴の家族は2月中旬頃から3月下旬頃にかけて天気のいい日を選んで天空高く舞い上がり群れを作って北西方向へ飛び立っていきます。毎年、家族の絆の強い彼等は多くのドラマを残して旅立つのです。
 


 


田の神舞


山田楽


野田郷島津太鼓
豊年を祝い、田の神に感謝の餅をついて捧げるさまをユーモラスな踊りで表現する舞で、熊陣地区に保存会があり、秋に旧郷社熊の神社に奉納します。(建無形文化財指定) 出水地頭山田昌厳が、士気を鼓舞するために始めたものと伝えられ、出陣から凱旋までを太鼓や鐘を打ち鳴らしながら踊ります。青木地区に保存会があります。(県無形文化財指定) 平成4年結成。野田町に深い島津家の名を戴き「野田郷島津太鼓」と命名し島津本家へ奉納。毎年5月に仙厳園で演奏しているほか、夏祭りなど各種イベントでその腕前を披露しています。
   


オールドカーフェスティバル


そばの市


夏祭り町民いこいの夕べ
九州一円から、20年以上前のオールドカーや1000cc以上のビックバイク約300台が一同に参集します。サイドカー試乗会やアトラクション、町の特産品即売会もあり町内に心地よいエンジンの音がこだまする1日です。 町内産のそばを使った、そばまつりを実施しています。おいしい手打ちそばの安価サービスや野菜類の即売もあります。 町民や帰省者等が真夏の夜に一同に会し、歌い、踊り、楽しい一夜を過ごします。打ち上げ花火や島津太鼓の演奏もあります。
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